月うさぎの住処

満月碧が運営する幽遊白書・飛影×蔵馬ファンサークル「玉兎」による幽遊白書メインのブログです、看板息子のスーパードルフィー飛影・蔵馬・妖狐・秀一・忌み児飛影もおります同人要素や人形の苦手な方はご遠慮下さい。


飛蔵SS

  1. 2014/03/04(火) 08:28:31|
  2. 小説
  3. | コメント:0
ふと朝書きたくなって飛蔵SS1本書いてみました。飛蔵の恋のかけひき(?)で計算蔵馬ちゃんが最近マイブームで(笑)
特にエロとかないし、たいした内容じゃありませんが(苦笑)追記にて〜

『好きにしろ』

「ねえ、飛影。オレ、貴方の事が好きになっちゃったみたいなんですが…どうしましょう?」

蔵馬の部屋にいつものごとく怪我の治療に訪れ、これまたいつも通りに「お腹減ってるでしょ?」とついでに飯を振る舞われ、食後のコーヒーを飲んでいる時にいきなり真顔でそう訊ねられた。

「…………」
奴の顔色は涼しいもので、とても本気の告白とは思えない。

「…なぜオレに聞く…?」
不信感も露にそう訊ね返すと、「当事者に聞くのが一番かと思いまして。」としれっと答える。

…蔵馬はいつもオレをからかって喜ぶ悪癖がある。
おそらくこれも新手の嫌がらせだろう動揺すればこちらの敗けだ、こんな手にひっかかってたまるか。

「……好きにすればいいだろう。」
つとめて平静を装い、コーヒーを飲みながらそう答えた。

「…そうですか、じゃあお言葉に甘えて…」
そんな台詞が聞こえたと共に、ふわりと甘い香りとしなやかな腕が絡み付き、唇に柔らかいものが触れた。
「……なっ!?」
驚いて後ずさるオレに、やつはニッコリと極上の笑顔で宣言した。
「貴方の許可も降りた事ですし、全力で『好き』にさせますね。」

…しくじった…どうやらオレはまんまと蔵馬の作戦に嵌められたらしい…全てあいつの計算通り、自らお墨付きを与えてしまったようだ…。

「という訳で、これから宜しくお願いしますね」
ハートマーク付きでウインクしてみせた蔵馬の勝ち誇った顔…頭を抱えたくなるが、それでも何故か嫌な気がしないのは、既に奴の手の内に落ちているのかもしれない。
スポンサーサイト

<<緒方さんたら | BLOG TOP | 今日はひなまつり>>

comment


 管理者にだけ表示を許可する