月うさぎの住処

満月碧が運営する幽遊白書・飛影×蔵馬ファンサークル「玉兎」による幽遊白書メインのブログです、看板息子のスーパードルフィー飛影・蔵馬・妖狐・秀一・忌み児飛影もおります同人要素や人形の苦手な方はご遠慮下さい。


飛蔵SS

  1. 2014/09/15(月) 11:01:17|
  2. 小説
  3. | コメント:1
連休最終日ですね~連休だと妄想が進むので、ふと思い立って飛蔵SS1本書いてみました。
ただの仲間同士のつもりだったのに、何の因果か急にふとしたことから恋がはじまっちゃう、みたいな飛蔵も楽しいな~と。
あんまりかっこよくない飛影ですが(笑)よろしければ追記にて~

飛蔵SS 「偶然の必然」
こんなつもりじゃなかった…

軋む寝台の上、まるで女のような顔をした男を組み敷いたまま、そんな思いが頭を掠める。

きっかけは些細な事。
百足の飛影の部屋を訪れた蔵馬が、いつも通り飛影をからかって、これまたいつも通り腹を立てた飛影が意趣返しに憎たらしい狐に足払いをかけた。

いつもと違ったのは、いつもなら難なくかわす筈の蔵馬が、避けようとして、足元に脱ぎ捨てられていた飛影のマフラーに足をとられ、飛影の上に覆い被さるように倒れかかった事だけ…

それだけの事、だったのに…
「重いぞ、貴様…」
自分の胸に顔を埋める体勢になった相手を退けるべく体を入れ替え、組み伏せるように上からふとその顔を覗けば、いつもなら文句の一つ二つも返してくるであろう狐が、驚いた素の表情のまま、うっすらと頬を染めて自分を見上げている。

その瞳を見た瞬間、どうしようもなく狂おしい感情が押し寄せて来て、気が付けば衝動のままにわななく唇を奪っていた。

ダメだ…ヤメロ…こいつはそんなんじゃない…

頭の中で自らの声がそう叫ぶ、なのに、暴走する体は歯止めが効かない。
ヤツの服を引きちぎるように脱がせ、現れた白い肌を貪る。

ダメだ…!誰か、俺を止めろ…

本来抵抗するべき筈の蔵馬は、むしろその行為を受け入れるように身を委ねてくる。

このままでは越えてはならない一線を越えてしまう、理性では分かっているのに、高ぶる己を止められない。

全ては何気ない日常の、歯車が一つ狂っただけ、それでもあらぬ方向に動き出した歯車は止める術がない。
焦る気持ちと裏腹に、その流れを自分はずっと待っていたような気さえする…
…だが…

自我が抗おうとしたその刹那、白い腕が背中を抱き寄せ、濡れた翠の瞳が間近で俺を捕えた瞬間、そんな意識すらも焼ききれた…

…後に残るのは、ただ荒い息と濡れた体が立てる音だけ…

どうしてこんな事になったのか、そしてこの後俺達の関係はどう変わってしまうのか…もはや自分ですら分からないが…それでもいいと思える自分がいた。
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  1. 2014/09/19(金) 14:20:29 |
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